2023 年11 月 定例理事報告
11 月10 日浜田理事長を議長の下、13 名の理事、2 名の監事、理事外1 名、が出席し理事会
が行われました。以下内容を報告します。
第1 号議案 入会審査の件
◯ 今月の入会希望者は正会員1名。
● 中原 圭子(Keiko Nakahara)1977 年生まれ 鹿児島県出身(正会員)
推薦人:浜田毅、岩倉具輝
以上1 名は本理事会で正会員への入会が認められた。
11 月1 日より正式入会。
◯ 今月の退会者は正会員1名。
第2 号議案 会計報告
◯ 貸借対照表と損益試算表を示し、令和5年11月分の報告をした。
◯ 先月「財務担当」をおくことになったが、担当の谷川理事が本日撮影のため欠席。
事前に谷川理事の報告書を配布、撮影終了後に財務担当メンバーで具体的に話合う予定。
◯ この件は承認され、今月の会計報告は認められた。
第3 号議案 各委員会報告
● 関西報告(副理事長 山内嘉信)
◯ 第299回 JSC 関西映像懇話会開催について深沢理事より報告。
・11月16日(木)17:30〜 ビジュアルアーツ大阪にて
2020年2月開催・上映予定であった映画『TUNAガール』と『あした、授業参観いくから。』
2本上映、その後安田真奈監督・撮影:武村敏弘より話を伺う。
◯ SONYのBURANOの発表会について山内理事より報告。
・12月13日(水)東映京都撮影所にて試写及び実機説明を行う予定。
詳細は、次回関西理事会で決定予定。当日は浜田理事長が出席予定。
◯ 1月9日の関西新年会の会場(梅むら)が予算の関係で、変更になりそうである。
● 三浦賞委員会(委員長 御木茂則)
◯ 本日欠席の、御木委員長より事前にメールにて資料配布。
◯ 下記3作品候補が決定。
『658km、陽子の旅』(撮影 小林拓) 『春に散る』(撮影 加藤航平)
『福田村事件』(撮影 桑原正)
◯ 審査は12月3日(日)、イマジカにて開催予定。
● JSC 賞委員会(委員長 宝性良成)
◯ 本日宝性委員長が欠席のため、関西:梅林幹事より報告。
◯ 事前にメールにて資料を配布、下記4作品候補が決定。
・ETV特集『ルポ 死亡退院 - 精神医療・闇の実態 -』(撮影 高橋剛)
・ETV特集『チェーサーが終わる日 - 在日コリアン 世代を越える葛藤 -』(撮影 日昔吉邦)
・『絶唱浪曲ストーリー』(撮影/監督 川上アチカ)
・『オレの記念日』(撮影 池田俊己)
◯ 現時点で審査日は11月末の予定。 → (11月30日/オムニバスジャパンに決定)
● 映職連報告(委員長 藤澤順一/上野彰吾)
◯ 上野専務理事より「10月映職連報告」の報告。
資料は理事会当日に各理事にメールにて配布。
◯ 映職連法人化について
・来年6月設立に向け、淡々と進んでいる状況である。<設立に向けて(文案)>がまた改訂
発行されたので、次回の理事会までに提出したい。
・1番の問題は賛助金の依頼をどう行うか?その依頼文案を作成中。
◯ 10月30日(月)「映適シンポジウム『映適ガイドラインで現場はどう変わったか』」が開催。
参加者:102名(有楽町電気ビルにて)
協会からは撮影協力として、藤澤委員長、上野理事、岩倉理事他2名が参加。動画は後程YouTube
へアップされる。
・この目的は映適設立の経緯と理解と認知度を上げ「ガイドライン」の内容を理解してもらう
など。
・9名のパネリストを迎え、各々の意見を交換し、映適の現状報告、現場での問題点など議論
が交わされた。
・俳優部から斎藤工さんや、学生らからも多くの質問が出、業界の今後を見守っていきたいと
のこと。
・補足として… 映職連の法人化案が届き一読。スタッフセンターの核になるためにも法人化を
目指すと言う内容だったように思う。まとまった時点で後日配布する予定。
(浜田理事長)
◯ (社)Japanese Film Project主催の文化庁「契約書ガイドライン作成についてのヒアリング」
が10月10日にオンラインにて開催、彦坂理事より報告があった。
・協会からは藤澤理事、儀間眞悟氏、彦坂理事、水本青年部長、萬代有香氏の4名が参加。
事前に彦坂理事の報告書を理事へ配布。
・問題なのはきつい部署と言われる「助監督・制作」の協会がないので、その立場の人達にも
ヒアリングを行いその結果を基に、来年度にも皆が使える契約書の作成を目指したい、との
こと。(彦坂理事)
◯ 協会がないフリースタッフをスタッフセンターへ登録してもらいたいというのも目的の1つ
でもある。今後はスタッフセンターで契約書のひな形も作成できるようになればいいので
はないか。
◯ 報告のヒアリングは文化庁担当の案件、映適は経産省、現在各省庁が別々に同じような
ヒアリングを行っている。これをどう一つにまとめて、現場の改善に繋げていくかが重要。
ヒアリングを行うことは必須であるが、まとめて数字(%など)で表すことで個々の意見が
均されてしまうという危機感も感じる(浜田理事長)
● 技術委員会(委員長 会田正裕)
◯ 会田委員長は欠席のため、とくに報告はなし。
◯ 近々に行われる催しとして
・ 11月12日(日)にCapsuleレンタルにて、ASC:Stephen Goldblatt氏(スティーヴン・
ゴールドブラット)氏を迎え有料セミナー
・11月14日(火)Capsuleレンタルにて
「ALTAS MERCURY & ORION シリーズレンズデモイベント」開催(予約なし)
・11月15日(水)InterBEE:Sonyブースにてフッテージ製作セミナー開催。
「BURANO による躍動感と高画質の追及“YUME“制作事例」浜田理事長・加藤航平・伊藤俊介
● 青年部会報告(担当 近藤龍人/部長 水本洋平)
◯ 本日(11月10日)事務局横の<第2会議室>にて「青年部懇親会」を開催中である。
◯ 青年部長の水本氏、吉川氏、初野氏が中心となり、近藤理事サポートのもと、青年部のみ
お知らせし、開催となった。
◯ 現時点で約20名参加(非青年部も含)
近藤龍人氏を迎え質問形式で話を伺う、後半は懇親会を行っている。
そこで上がった問題や提案/議案は後ほど、報告が上がる予定。(浜田理事長)
● インターネット委員会報告(委員長 橋本尚弘)
◯ 東京国際映画祭の影響と思うが、10月の協会HPの閲覧数が6%アップ、それにともない
検索数が18%アップした。
◯ 最近は撮影中の作品について守秘義務などが厳しいので、告知など難しいかもしれないが、
もう少し協会員の映画情報をHPへ反映できたら、上記の数字も伸びていくのではないかと思う。
◯ 協会のインスタグラムに、ロケ弁写真を時々アップしている。
「撮影現場のお弁当」に興味のある人もいると思うので(ロケ弁映画「映画の朝ごはん」も
公開中)撮影後でも良いので、協会員の情報提供お待ちしています。(橋本委員長)
● 国際交流委員会(委員長 渡部眞)
◯ 渡部委員長は欠席、釜山映画祭の収支表(JSCとしては黒字で終了)がメールで提出、
浜田理事長が確認し、了承された。
● 編集委員会(委員長 佐々木原保志)
◯ 佐々木原編集長は撮影のため欠席。
◯ 次号「No.237」は11月14日に発送を予定している。
◯ 現在発売中の「No.236」はほぼ完売状態となっている。
第4 号議案 2024 年「新春パーティ」について(事業運営委員会 熊田委員長)
◯ 当日に「参考資料」を理事の方々へメールを送付。
◯ 先月の理事会で新春パーティーの日程、会場が決定した。
・東京は新年1月5日(金):調布クレストンホテル、会費:正会員:¥7,000/青年部:¥3,000.-
◯ 14時開始予定、試写→表彰式→パーティーの順で行う予定。
人数は150名(最大)、青年部の皆さんにも参加を促して、静かに楽しく行いたい。
→ JSC賞が決定すれば、正確なタイムテーブルが出せると思う。
◯ 今日は誰に挨拶をお願いするかを決定したい。
熊田委員長から、案として
「日活の佐藤社長、監督協会のどなたか、乾杯は木村大作氏」はどうか?
→ その方々で良いのでは? 正式に依頼をしたいと思う。(浜田理事長)
◯ 挨拶が決まり次第、2回目の案内を関係団体に通知、最終案内を12月に出す予定。
◯ 弦楽四重奏は会場の関係もあり今年は休止。それに変わるアイディアを募集中!
受賞式司会は舟山さん、司会は岩倉理事メインで。
◯ 諸々の準備のために、12月下旬に事業委員会メンバーの準備会(12月26日予定)を開催予定。
第5 号議案 「映画適正化機構」報告(浜田理事長)
◯ 東映で行われた説明会の第2回を東宝スタジオで開催予定。
◯ スタッフ登録がなかなか進んでいないことが今の課題。来年1月からスタッフセンターでも
「労災申請」ができるよう進めている。
「労災申請」は現在「映像従事者の会」「日俳連」その他アクション関係の団体でいくつかが
あるが、それに続く形になる。
◯ スタッフセンターに登録することで労災申請が可能。会費は年または半年払い(500円/月)で、
事故などがあった場合自分で申請する。1日:最大/25000円・最小/3000円が支払われる。
◯ 人が大勢集まれば、大きな力になっていくし、特に協会を持たないフリースタッフの力に
なっていければと思う。
◯ 映適に関して、様々な意見が出た。
・映適マークを受けるには「日々スケジュール」などきちんと提出する必要があり、シビアに
きちんと管理していると感じた。
・製作プロダクションが真っ先に入って率先してもらえば、フリースタッフも加入しやすく
なると思う。
・映画を作る上の問題点がどんどん出てきたのは良い傾向だと思う。
・映像を制作する団体がガイドラインを守っていかなければならない、となればいいのでは。
・それは作る側も働く側もそのラインを認識するようにしていきたい。
・契約書も電子・紙両方の対応を考えている。 他
第6 号議案 その他進行中の事案
◯ 「BURANO」の映像発表とは別にテストデータ(ノイズやシャープネスについて)がある。
これは「InterBEE」発表とは別に、正式発売前(24/4 月予定)のカメラの向上に繋げるため、
JSCとSonyの技術者でミーティングを持つ予定。(伊藤俊介氏が中心となってまとめる)
● その他
◯ 11月21日(火)に渋谷にて芦澤明子氏と山崎裕氏のトークイベント
『芦澤明子×山崎裕『映画はこうして作られる 撮影監督と語る夜』が開催される。
協会員へ一斉メールにてお知らせ済。
ご質問、お問い合わせがあれば事務局にご連絡ください
事務局より