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2024年6月 定例理事報告 6月10日浜田理事長を議長の下、16名の理事、1名の監事、2名の理事外、1名の青年部が出席し理事会が行われました。以下内容を報告します。
第1号議案 入会審査の件
◯ 今月の入会希望者は維持会員のみ。
株式会社レスター(代表者:今野宏晃)(維持会員)東京都港区港南2-10-9 レスタービルディング電話:03-5715-2490 
◯ 今月の退会者は正会員2名(内1名は賛助会員へ)、青年部1名。

第2号議案 会計報告
◯ 貸借対照表と損益試算表を示し、令和6年4・5月分の報告をした。
(今月の関西分は反映されていない)
◯ 今月の会計報告は認められた。

第3号議案 第55期総会報告
◯ 上野専務理事より報告。
◯ 総会は5/20(月)東宝スタジオ オフィスセンター3階 センターホール Cにて開催した。
◯ 出席理事 16人(Webによる出席:3人)・出席監事 1人
   組合員総数:339人うち出席組合員数 171人(本人出席 33人 委任状出席138人)過半数で総会は成立した。
・財務担当設置や共同事業の実施状況、各委員会の報告など報告された。
・来期の提案として「テレシネ変換担当料」を「メディア変換担当料」として請求書制作する、以前行っていた「ステディカム講習」を行うなどの意見も出た。
→ 56期事業計画及び決算関係書類が承認された。
◯ 総会後、東宝スタジオカフェテリアにて、懇親会を開催。
 参加者人数:72名・会費¥2,500.-

第4号議案 各委員会報告
関西報告(副理事長 山内嘉信)
◯ 6月13日に京都文化博物館と「吉田貞次氏追悼上映会」について最終打合せを行う予定。
現時点10月第1週日に「追悼トーク」及び「献杯会」を行いたい。日程が決定次第お知らせをする。浜田理事長と芦澤副理事が出席予定。

撮影環境委員会(委員長 鈴木周一郎理事)
◯ 6月5日、中小企業庁から2名が来訪、「フリーランス法」についての概要説明を聞いた。
2024年11月1日施行。
重要な点として、書面などによる取引条件の明記(例:業務内容、報酬など)、報酬の支払い期日(60日以内)などがあった。(鈴木周理事)

● 編集委員会(編集長 佐々木原保志)
◯ 239号を5月31日に発送したが、本日時点で(6月10日)到着していない人が多いようだ。
一考を要するかもしれないが、郵送料を考慮し現状を見守りたい。
◯ 次号240号の表紙と「撮影報告」を募集中。
◯ 以前映画撮影に連載をしていた、故森田富士郎氏の連載記事「日本映画の時代劇作法」を
森田さんのご長男から自主出版したいとの話があり、許可を取ってほしいとのこと。
・京都文化博物館でも話題になっており、ぜひ賛同したい。(山内副理事長)
 → その他の理事も賛同し、理事会で承認した。
◯ 「映画撮影」の運営の問題について。
・佐々木原編集長より出席した理事に資料を配布(終了後事務局より各理事にメールにて配布)
→ 季刊数、紙数を減らす、スタッフの増強、各号ごと編集長を交代する、など。
・上記以外のこともあると思うので、意見がある方は事務局まで、来月皆で再考していきたい。(浜田理事長)
・印刷冊数の件。
以前は約1300冊@1号だったが、在庫管理などを考え、現在は800冊@1号。
部数を減らす事で安くなるので、印刷会社から見積を取った、その結果をみて適切な冊数を探っていきたい。(佐々木原編集長)

国際交流委員会(委員長 渡部眞)
◯ 渡部理事と谷川副理事から「IMAGO正式会員(対訳付)案件」資料及び「映画撮影検定問題考」は事前に各理事へメールにて配布済。
◯ 「IMAGO正式会員(対訳付)案件」
・現状の「準会員」のままで良いのではないか?となり理事会で承認、渡部理事が­IMAGOへメールにて返事をすることになった。
◯ 「映画撮影検定問題考」
・先月「資格試験制度」作成について提案した。教本的なものを作成し、その上で試験問題を作成した方がいいと考えている、試験内容のレベル・範囲をどのように設定したら良いか?
そのためのご協力を各方面からお願いしたい。
・検定制度を作ることによって、「最低限知っておいてほしい」レベルをはっきりさせたいという狙いもある。
・学校が学生に検定試験費を補助する制度がある、協会の収入源の一つになれば。
・この検定にプラスαとして、「実技講習・試験」を設ければ、さらに新しい人材を育てることができるのではないか?
・オンライン上で資格検定ができれば、場所や機材なども必要なく行うことができると思う。
 (渡部理事)
◯ 上記を踏まえ、さまざまな意見が出た。
        ↓
・資格検定となるとハードルが高いのではないか? 資格に限らず色々なセミナーを行い終了時に「卒業検定」を行うという流れを積み重ねていくことが必要では?
・以前行っていた「育成塾」再開に向けて具体的な動きはあるのか?
→ 予算も問題もありまだ確認はしていない。
・「資格検定」の意味合いがわかりにくいと思う。
→ 実際に撮影の仕事(助手)に入る前の「基礎知識」の確認という意味合いが大きい。
これを持っているからといって撮影部になれる、とはしない。
・初めての助手がきた時、こういった「(資格)証明」があれば、カメラマン側がその人の知識レベルが事前にわかる、検定というより【基礎知識証明】のようなものと考えれば。
・「検定(知識を問う)」と、「講習(実用的なもの)」どちらも両立してやっていけるのでは。
・修了書をレンタル機材社で見せると実際に機材を借りることができるような実用的な証明書になるといいのでは。
・セミナー(オンライン含)や講習を行い、それに基づいてテスト問題を作成するという方法もある。
・国家資格ではないので、資格として認知されるまで続けないといけないのでは。
・映画界に入る門戸開放の1つにはなるかもしれない。
・助手さんの知識の底上げするコンテンツになれば良いと思う。
・検定マストではなく、セミナーなどの有料コンテンツにし、見ることができるようにするというのはどうか?
→高額でなければ購入して見る学生もいると思う。
・この議題は学校を卒業するだけではこの業界に入って来づらい、卒業する学生達に協会と
してあまり予算を掛けず、何か行えないか?「資格検定」はその取掛りになれば、という
ことで、始まったと思う。育成は必要であるがこの流れは少し違うように感じる。
・経験から通信教育(ネット)で物事を伝えるのはかなり大変だと感じる。
フィルムをベースした従来の本から基本になるテキストを作成、そこから問題集などを作成
していけばいいのでは?
・これを進めるにあたりまず、とりあえず少人数で動き出すこととなった。
(渡部・岩倉・橋本・鈴木・熊田・会田)
・協会の現状も含み、誰をターゲット(基礎編なのか、ステップアップ講習か)にするかに
よって、セミナー内容を考える必要があるかもしれない、再考してほしい。
意見があったら、事務局まで。(浜田理事長)
 
映職連報告(担当幹事 藤澤順一/上野彰吾)
◯ 「5月映職連報告」の資料は事前に各理事へメールにて配布済。
◯ 上野専務理事より各協会の報告を行った。メインとして
・監督協会他、各協会は理事改選がある。(理事変更がある/ない協会あり)
◯ 法人化について。
・7月7日の総会(日大芸術学部江古田にて)にて法人化決定となる、協会から7名参加
(浜田・藤沢・林・上野・岩倉・佐々木原・松岡)予定。
◯ 映職連とスタッフセンターの今後について。
浜田理事長がスタッフセンター代表の立場から参加、意見交換会が行われた。
(詳細は事前配布資料に明記)
話合いにより、双方に齟齬があったが、この会でかなり解消された印象をもった。
スタッフセンターはフリースタッフを守るためにある、ということを中心に、今後は映職連と
スタッフセンターが共に進めて行きたいと考えている。(上野専務理事)

青年部会報告(部長 水本洋平)
◯ 5月に第2回青年部会と、同時に「ハラスメント講演会」を開催した(約20名参加)。
講演会はビデオ収録を行ったので、協会員が見られるよう公開したい。(水本青年部長)
◯ 6月は「東宝スタジオポスプロセミナー」青年部中心に開催した。(水本青年部長)
→ こういったセミナーを行うことで、ポスプロとの繋がりができることも大きいのと思う。
(谷川副理事)
今後も続けて行ってほしい。(浜田理事長)
◯ 青年部から参加に関するレスポンスが、あまりないのが実情。今回も青年部以外の方の参加した。(水本青年部長)


第5号議案 「映画適正化機構」報告(浜田理事長)

◯ 映職連にて意見交換会を行った。(映職連報告参照)
◯ 作品が「映適」申請するかどうかは別として、まずはスタッフセンターに登録(無料)することが重要だと考えている。
フリーランス法が開始されると契約などの明文化もあり、登録を進めていきたい。
◯ 関西にも映適のスタッフを紹介する機会を設けたいと、考えている。

第6号議案 その他進行中の事案
◯ 御木理事より、渡部理事から提案があった「「映画撮影検定問題考」関連で
・「テレビ朝日映像撮影部」という­­人気のYouTubeがある。
https://www.youtube.com/channel/UC6Bb0qmxNbgAIS33JpQBUgQ
現役カメラマンが、カメラの使い方や撮影のテクニック・テレビ番組の撮影現場の裏話などを発信している。今後協会がそういった育成など動画配信をしていく際に参考になるのでは?
・シネマカメラについて行えば、見る人も増えるのではないか?(橋本理事)
◯ 芦澤副理事が撮影した『デラカブ活動写真』(35mm FILM 初号試写会/IMAGICA)の紹介。
フィルム仕上げの作品なので、ぜひ青年部に見てもらえれば、とのこと。
→ 協会員向けに一斉メールにてお知らせ済。
◯ 芦澤副理事が、第33回日本映画批評家大賞「撮影賞」受賞された。
「映画撮影No.239」及びHPのNewsに受賞のニュースを掲載中。
◯ 木村大作氏の35mmフィルムライブラリー(実景)のデジタル化を検討中。
こういった素材を活かせる情報に心当たりがあるという方は知らせてほしい。(浜田理事長)

ご質問、お問い合わせがあれば事務局にご連絡ください
事務局より

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